


・ペルソナ設定するメリットはなに?
・面倒だから簡単に設定できる方法を知りたい
こんな悩みを解決します。
読者に向けた記事を書くために「ペルソナ」設定はとても重要です。初心者ならなおさら。僕自身、重要なのはわかっていたのですが、記事を書くのに集中してあまり気にしてませんでした。
ただ、ここをしっかりペルソナ設定することで短時間で記事が書けて、記事順位もUPしやすくなるので最重要で取り組みたい作業だなと実感しました。
そこで今回は、「ブログでペルソナを設定するメリット7つ!作成方法やコツも紹介」をまとめました。
本記事の内容
・ペルソナとは?
・ペルソナを設定する7つのメリット
・【ブログver】ペルソナの書き方(テンプレート付き)
・ブログでペルソナ設定する3つの手順
・ペルソナ決めて記事を書いたら順位を計測しよう
【まとめ】ペルソナ設定してユーザーが求める真の記事を書こう
本記事の信頼性





この記事を読むと、ペルソナ設定の簡単な方法やユーザーの検索意図がイメージできます。検索意図を満たす記事を書きやすくなり、記事のアクセスアップが狙えるようになります。
ペルソナとは?



ペルソナとは一言でいうと、「ターゲット像(読者)」です。
ペルソナがないと、ユーザーの悩みを解決できる記事が書けません。例えば、射的をする時に的(ターゲット)がなくてどこに向かって打てばいいのかわからない、そんな状態になります。
なので、下記のようにペルソナを決める必要があります。
ペルソナ像
- 年齢
- 性別
- 職業
- 年収
- 社会人歴
- どんな考えや目標を持っているか
- どんな悩みがあるか
- なにを知りたいか
- その人に必要な情報は何か
ここまで細かく決めるの?と質問したくなりますが重要なので考えて行きましょう。
コツとしては、「自分だったらこうだな」と自分に置き換えて最初考えてみるとスラスラ箇条書きで決めることができます。
ターゲットとペルソナの違い
一見、ターゲットとペルソナって同じように思われがちですが、下記の違いがあります。
ターゲット → 大枠で分割したもの
ペルソナ → 細かく設定したもの
例えば、ゲーミングPCを売りたい時のターゲットとペルソナの違いは以下の例です。
ターゲット「30代の男性」に対して、ペルソナは「独身30代のサラリーマン、FPS好き、eスポーツの大会目指してる」人。
このように、細かくすると、スペックがこれ以上でこの操作性ができるFPS向けのPCを提案しようとなりますよね。そうすると提案がユーザーに刺さりやすくなり商品が売れやすくなります。
ペルソナを設定する7つのメリット



ペルソナを設定するとユーザーに提案しやすくなると説明しましたが、得られるメリットはそれだけではありません。
他にも下記のようなメリットがあります。
メリット
①ユーザー目線に立てる
②主観、固定概念を排除できる
③記事が書きやすくなる
④読者の心に響く記事が書ける
⑤上位表示されやすくなる
⑥離脱率が下がる&滞在時間が上がる
⑦リライトする時に再確認できる
このようにSEO的にもメリットは大きくありますが、読者や自分自身にもメリットがあります。
順番にわかりやすく解説していきます。
①ユーザー目線に立てる
1つ目は、「ユーザー目線に立てる」です。
これは当たり前ですが、一番本質的なところです。例えば、お婆ちゃんになにかプレゼントする時にみなさんは最初なにをしますか?
きっと「なにがほしい?」「何に悩んでる?」などとヒアリングしたり、普段の日常会話で情報収集してお婆ちゃんが「欲しいもの」をプレゼントしますよね。お婆ちゃんの欲しいものを渡せたら、笑顔になってくれるはずです。
ブログも同じです。ユーザー(読者)がなにを求めているかリサーチをして仮説を立てた状態でしっかり、記事を公開するとユーザーが笑顔になってくれて自然にSEO順位も上がることでしょう。
②主観、固定概念を排除できる
2つ目は、「主観、固定概念を排除できる」です。
これは、自分の価値観を人に押し付けないという意味ともいえます。例えば、お肉好きな人になにかプレゼントするとき、僕はお肉だったら豚肉が一番好きなので豚肉をプレゼントします。
でも実際は、筋トレ好きな方で鶏肉しか食べない人だった。自分の「肉好きなら豚肉でしょ」という固定概念や主観をペルソナを設定することで排除することができます。
これは、特に自分の得意な分野や領域だと意識しましょう。その分野を100%知りつくしていたら話は別ですが、知識度や時代のトレンド共に、「●なら●」という情報は変わってくるからです。
③記事が書きやすくなる
3つ目は、「記事が書きやすくなる」です。
これも先ほどのお婆ちゃんを例で例えると、事前に情報収集すればどんな物をプレゼントすればいいか大体把握できますよね。
例えば、以下をヒアリングできたとすると
・お婆ちゃんは腰痛に悩んでる
・家のスペースが余ってる
・本当は運動もしたい
マッサージ器具か腰に負担が少ないトレーニング器具を調べますよね。家のスペースが3畳余ってるとしたら最大3畳分のマッサージ器具などを条件で調べることができます。
ブログも同じで、このようにペルソナを細かく設定することで自分がユーザーに対してどんな記事を書けばいいのか、わかりやすくなります。
④読者の心に響く記事が書ける



4つ目は、「読者の心に響く記事が書ける」です。
ペルソナ設定メリットの①と②と関連しますが、読者の心に響く記事とは「悩みを解決できる+共感+知らなかった事実」の3点揃っているとより心に響くと僕は考えます。
僕がブログを目指そうと思った時がそうなのですが、副業で稼ぎたいと悩んでいた時に、僕と同じような考えの方がブログで月数十万〜数百万稼いでいる収益記事を見つけました。
当時の僕は、そんな方法があるんだと心にとても響きました。このように、悩みの共感とそれを解決できる手段や方法を自分の実体験や根拠のデータなどを添えて記事を書くと心に響きやすいと考えます。
⑤SEOに上位表示されやすくなる
5つ目は、「SEOに上位表示されやすくなる」です。
Google が掲げる 10 の事実の1つ目に記載されている「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」の通りで
ユーザーが満足してくれる記事を書くことができれば、SEOの検索順位も上位に上がりやすくなります。
⑥離脱率が下がる&滞在時間が上がる
6つ目は、「離脱率が下がる&滞在時間が上がる」です。
Googleアナリティクスでデータを見ると、その記事の滞在時間や離脱率などがわかります。
みなさんも自分が求めていない記事を見た時、戻るボタン押したりしますよね?求めている記事だった時はすぐ戻ったりしないはずです。
なので、ペルソナを設定して求めている記事を書きましょう。
⑦リライトする時に再確認できる
最後の7つ目は、「リライトする時に再確認できる」です。
これは、ペルソナを設定していればリライト時にどこかダメだったのか問題点を把握しやすくなります。そうすると、リライト時にA→Bにしたり、Cを追加したりなにをすればいいのかが明確になります。
もしも、問題点が把握できなかった時はペルソナ設定が細かくしていなかった時が多いので、そこも再確認することができます。
【ブログver】ペルソナの書き方(テンプレート付き)



ブログの記事を書く時に必要なペルソナのテンプレートを残しておきます。
そのまま使ってもいいですし、自分が使いやすいようにアレンジしてもOKです^^
・性別
・年齢
・職業
・収入
・既婚未婚
・在住場所
・趣味
・生活パターン
基本情報はこのくらいで、以下をしっかり考えます。
・悩んでいること
・目指していること、目標
・何を知りたいか
・どんな情報があると悩みを解決できるか
ペルソナ設定はあくまで、どんな情報を書けばいいのか把握するための事前情報収集です。記事によって全ての項目を満たしていないとダメとはならないので、必要な項目から考えていきましょう。
ブログでペルソナ設定する3つの手順



続いては、実際にペルソナ設定の具体的な手順をご紹介していきます。
ペルソナ設定の3つの手順
手順①:ターゲットキーワードを決める
手順②:検索ユーザーの背景を想像する
手順③:検索ユーザーの意図を理解する
順番に解説していきます。
手順①:ターゲットキーワードを決める
まずは、キーワードを決めていきます。
一から考えると、本当に時間がかかるので書きツールを利用して時間短縮していきましょう。
キーワード選定の仕方がわからないという方は、下記の記事を見ながら設定してみてください。
>>SEOキーワード選定の方法+上位表示のコツを解説





手順②:検索ユーザーの背景を想像する
キーワードが決まったら、検索ユーザーの背景を想像していきましょう。
お婆ちゃんの例だとわかりやすいかと思います。
検索ユーザーの背景
- 腰痛+運動不足に悩んでて、どのように解決できるかググる
[腰痛 解決方法] - 調べた結果、マッサージ器具が良いと知ってさらにググる
[マッサージ器具 腰痛]
仮に上記のような背景があって「マッサージ器具 腰痛」とググっているとしたら
「腰痛に効くマッサージ器具+腰に負担が少ない運動不足解消できるトレーニング方法」などの記事を書いてあげると解決できるということがわかりますよね。
手順③:検索ユーザーの意図を理解する
最後に、検索ユーザの意図を理解していきましょう。
上記の例で例えるとユーザーは下記のような検索意図を思ってましたね。
・腰痛の解決方法を知りたい
・運動不足を解消したい
・どんなマッサージ器具がいいのか知りたい
この悩みを解決できる記事を書けばOKということになります。あとは、記事の導入文のところに下記のように書きましょう。
最近、腰が痛くて悩んでてあまり動けないから体重もどんどん増加気味。腰痛の治し方でマッサージが良いってわかったけど、どんなマッサージがいいのか知りたい。他にも腰に負担がかからない簡単な運動があったら知りたい。
このように読者のリアルな悩みを書いて、ペルソナ設定は完了です。
ペルソナ決めて記事を書いたら順位を計測しよう



記事を書いたあとは、順位計測をしていきましょう。
以下の項目で解説していきます。
順位計測するポイント
・記事の順位をチェックするのは3ヶ月後
・キーワード順位計測ツールを使おう
・記事のリライトをして検索順位を上げよう
それでは、順番にみていきましょう。
記事の順位をチェックするのは3ヶ月後
ペルソナ設定が正しくできているかどうかは、記事を公開して3ヶ月後の検索順位を確認すればOKです。
なぜなら、Googleが記事を評価してくれるのに最低でも2〜3ヶ月かかるからです。





キーワード順位計測ツールを使おう
3ヶ月たったら、早速順位を計測していきます。
手動でチェックするとかなり時間がかかってしまうため、自動で計測してくれるキーワード順位計測ツールを使うのがおすすめです。
僕はGRCというツールを使っていて詳しくは「キーワード順位計測ツール:GRCの特徴&メリット&料金を解説」をご覧ください。
記事のリライトをして検索順位を上げよう
検索順位が把握できて、上位の順位がとれなかった場合はリライトする必要があります。
主に、ペルソナを見直しながら「タイトルや見出し導入文、コンテンツの差し替えor付け足し」をしていきます。
中でもタイトルや見出しはより効果的に検索順位に影響されるので「SEOに強いタイトルのコツを伝授!検索順位&クリック率をUPさせる」を参考にしながらリライトしてみるのをおすすめします。
【まとめ】ペルソナ設定してユーザーが求める真の記事を書こう



今回の記事では「ブログでペルソナを設定するメリット7つ!作成方法やコツも紹介」を解説しました。最後にまとめを記載します。
まとめ
・ペルソナとは?
・ペルソナを設定する7つのメリット
・【ブログver】ペルソナの書き方(テンプレート付き)
・ブログでペルソナ設定する3つの手順
・ペルソナ決めて記事を書いたら順位を計測しよう
ブログ運営でペルソナ設定をするのはとても重要です。
ユーザーの真のニーズを把握するためにペルソナ設定をして記事を書く、書いたあとは定期的に記事の順位を計測していく流れですね。
ペルソナ設定がうまくできると、読者の反響もでてきてより記事の価値が高くなります。一つひとつの記事でユーザーの顔を想像しながら書いていきましょう。